halekurani diary

初めまして。ひとり美容室を営んでおります。たくさんのお客様から教えてもらったこと、学んだこと、そして、日々、見たこと、感じたことを綴ります。

京都旅 NO4

 

 

全員が揃い

若い添乗員は クラブツーリズムと書いた

白い旗を掲げて 歩きだした。

「皆さ~ん 私の後に付いて来て下さ~い」

 

恥ずかしい…(゚Д゚;)

恥ずかし過ぎる…

まぁ仕方ない‥ついて行こう

無表情で付いて行った…

 

席は決まっていて 私の席は

3列ある窓際だった。

私の隣に来たのは、眼鏡をかけた

小太りの60才代って所 

良かった‥女性で

 

小太り眼鏡の隣で 通路側には

大人しそうな70才位の

スラッとした女性だった。

ペコちゃんみたいな可愛い瞳で

チラッチラッと何度か こちらを

伺っている様だった。

小太り眼鏡はと言うと

前方のみを見て 全くこちらを

見ようともしない。

 

一応、挨拶をした。

「宜しくお願いします」

ペコちゃんは少し マスクの下で

微笑んでいるかに思えた。

小太り眼鏡は、眼鏡の先にある瞳に

変化は無い。

首を1度だけコクりとして

直ぐに前方を向いた。

 

新幹線が動き出したので お弁当の準備を

始めた。

早めの夕食に合わせて とっとと

食べ始めなくては…

 

隣の小太り眼鏡も ペコちゃんも

同じことを考えていたのか

持参のお弁当を広げ始めた。

 

気になる…

何を食べるのだろう…

見たい…

何を食べているのか…

こうなったら、前方を見てるふりをして

横目で見てやろう…( ゚∀゚)

 

小太り眼鏡のお弁当を覗いてやった

 

ビックリした!

 

めちゃめちゃ ビッグな厚焼き玉子を

食べていた

 

私が今朝 子供達に焼いてきた だし巻き玉子

ばりに ビッグだったのだ。

10ヶの卵を使って 2つのだし巻き玉子が

出来たから

 

小太り眼鏡は、今 まさに卵5個分の卵焼き

を食している。

いっぺんに卵5個は食べ過ぎでしょう

と突っ込みたかったけど… (゚_゚)

 

ペコちゃんは、サンドイッチを食べていた

早めの夕食に合わせて 軽めにしているな‥

ペコちゃん‥旅慣れているな…(-)_(-)



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