halekurani diary

初めまして。ひとり美容室を営んでおります。たくさんのお客様から教えてもらったこと、学んだこと、そして、日々、見たこと、感じたことを綴ります。

京都旅 NO7

 

清水寺行きのバス停へ向かう…

すでに 夜の9時くらいだろうか。

小麦色の彼女 パンプキンばぁちゃん 

ペコちゃん と 私

 

バス停 見当たらない…

坂道を下る

脚が重い‥( ´Д`)=3

途中、墓の前を通った

お墓を横目に

こんな、閑静な住宅街の中に

お墓…とは

何故そんなに お墓に目が入ったのかと

いうと…

塀がなかったからだった。

まるで 剥き出しだ!

区画整理された閑静な住宅街

目の前には 出来て間もないモール

そんな、比較的新しい 街並みに

塀無しの 剥き出しお墓群があったからだ。

 

怖いとは 思わなかった

変と言うか 不可思議であった

 

お墓がこちらを向いて建っていた。

2段程の階段付きだ。

お隣に建っている家も 2段の階段があって

お墓と家が横並びに建っていた。

2段の階段がお揃いに見えたのだ

お墓と言うより 小さな家に見えた。

 

そう思ったのか‥皆も墓を見ていた

 

すると程なく‥

「私、ちょっと 見てくるね~」と

小麦色の彼女が走り出した。

おぉ!マタモヤせっかち(^_^;)

 

元気だね~( ´゚д゚`)エー

 

50m程先のあたりから 小麦色の彼女が

手を振っている。

どうやら あった様だ バス停が。

 

バス停に着くと間もなくして バスが来た。

やっと 座れる(^_^;)))

後は 清水寺まで直行さ~

 

雨が降ってきた。

傘は 一応持っては いたが 

冷たい雨の中 夜道を歩きたくはないからね~

それに、このバスを逃すと20分待たされる

事になっていた。

 

座って ホッとして 一息ついていると

バスのドアが閉まる瞬間 一人の女性が

入ってきた。

ギリギリ滑り込みセーフだ。

傘は 持っているが 髪が濡れている

傘は開かず 持ったまま走ったのだろう。

余程 ダッシュしたのか

ゼーゼーと息をきらしていた。

 

思わず、「間に合って良かったですね(^-^;

ホント良かったですね(^_^)v」と何度も

息をきらしている女性に声をかけていた。

不思議な気がした…

何故 声をかけたのだろう。

 

 

その女性も「ええ(*^^*)(^.^)はいっ(^_^)vホントに」と笑顔で答えた。

 

よく見ると その女性は 

あの小太り眼鏡だった。

小太り眼鏡も ホッとしたのだろう

新幹線でのイメージとは違い終始笑顔

 

小太り眼鏡も、歩いている途中

あのお墓の建ち方が

どうも気になった…と話した。

 

私は、

小太り眼鏡に感心していた…

昼間なら兎も角

日本とは言え こんな夜更けに

知らない土地で 迷いながらも 一人で

行動し 変わった墓を横目に バス停を

探し続けた事を。


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小太り眼鏡!あんたはスゴいよ!

今から 君の事をこう 呼ぼう

グレート眼鏡ってd=(^o^)=b

 

縁があるのか 新幹線で並んで座った

3人が 今こうして バス後部座席

に マタシテモ並んで座っていたのだった

 

これで、無事5人で清水寺へ…

数時間前までは 全く見ず知らずの5人で。

 


つづく